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はまだ眼科診療内容

診療内容TREATMENT DETAILS

※視力検査・糖尿病や高血圧などの方の眼底検査等

オルソケラトロジー(おるそけらとろじー)

軽~中等度の近視眼に特殊なハードコンタクトレンズを夜間睡眠中に装用することにより、角膜形状を変化させ、日中の裸眼視力を改善させます。
当院は東レ素材のレンズ「ブレスオーコレクト」を採用しています。

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眼科一般(がんかいっぱん)

結膜の病気
結膜炎など(ウィルス性、細菌性、アレルギー性)
角膜の病気
角膜炎、翼状片など
まぶたの病気
ものもらい(麦粒腫、霰粒腫)など
涙の病気
ドライアイ、鼻涙管閉塞など
網膜・硝子体の病気
網膜裂孔、網膜剥離、黄斑変性、硝子体出血など
視神経の病気
斜視・弱視
眼精疲労

眼鏡(がんきょう)

眼鏡は常に使用するものですから、慎重に処方する必要があります。誤った眼鏡を処方することで、人工的に乱視を作ったり、眼精疲労を作ったりすることになります。自覚的視力を元にして正確な屈折値を決めたら、原則として眼鏡はそれより弱めで処方します。眼科できちんと検査を受けてから眼鏡を作りましょう。

■老視

年齢が増すにしたがって小さい字が読みづらくなったり、近くのものが見にくくなる状態を老視(老眼)といいます。これは、ピント合わせをする働きの水晶体の弾力性が弱まって調節力が低下するために生じます。いわば、老化現象なのですが放置していると目が疲れやすかったり、頭痛、肩こりの原因となることがあるので、無理をせず適切な老眼鏡をかけて弱まった調節力を補う必要があります。老視は徐々に進みますので、眼鏡の度を次第に強くしていかなければなりません。

コンタクトレンズ(こんたくとれんず)

現在、コンタクトレンズ人口は1500万人を超えるといわれていますが、一方コンタクトレンズによる眼の障害も増えており、日本眼科医会の調べによると約10人に1人に障害が起こっていることが判明しました。コンタクトレンズは高度医療機器として、適切な取り扱いが必要です。正しい装用方法を守り、専門医による定期検査を受けましょう。
当院ではコンタクトレンズの診療も行っておりますので、お気軽にご相談下さい。

コンタクトレンズ装用中の眼はどうしても酸素不足になりがちです。長期間酸素不足が続くと、角膜の一番内側にあり、角膜の透明性を保つ働きをしている角膜内皮細胞が減少してしまう恐れがあります。当院では、この細胞の状態を調べる器械を備えております。長期間コンタクトレンズ装用をしている方にはこの検査を受けることをお勧めします。
当院では、コンタクトレンズショップを併設しております。

飛蚊症(ひぶんしょう)

目の前に黒点やゴミ、時には輪のようなものが動いて見える症状を飛蚊症といいます。
眼球の中の大部分は硝子体と呼ばれるゼリー状の透明な物質が詰まっています。硝子体に「濁り」ができると、明るいところでその濁りの影が網膜に映り、眼球の動きとともに揺れ動いて「浮遊物」が飛んでいるように見え、飛蚊症として自覚されます。この「濁り」には生理的な原因によるものと、病的な原因によるものがあります。

■生理的飛蚊症

胎児の眼球が作られる途中では、硝子体に血管が通っていますが、眼球が完成するとこの血管はなくなっていきます。しかし、生まれた後も血管の名残が硝子体に残存すると、これが濁りとなって飛蚊症の症状を自覚することがあります。
また、歳をとると硝子体はゼリー状から液状に変化し、硝子体は次第に収縮して網膜から剥がれます(硝子体剥離)。このような変化が飛蚊症の症状をもたらしますが、これは生理的な現象です。若い人でも強度近視の場合はこの硝子体剥離が早期に起こりやすいです。
飛蚊症は一度出ると生涯治りませんが、病気ではなく治療法もありません。また治療の必要もないので、変化がなければ放置しておいて構いません。

■病的な原因による飛蚊症

ぶどう膜炎
ぶどう膜という組織に細菌やウィルスが進入したり眼のアレルギー反応により炎症が起こると飛蚊症の症状を自覚します。炎症がひどくなると「浮遊物」が増加して、視力が低下します。これは早期の治療が必要です。
網膜裂孔・網膜剥離
硝子体剥離やその他の原因で網膜に穴があいたり(裂孔)その穴を中心に網膜が下の層から剥がれて硝子体の方へ浮き出す(網膜剥離)ことがあります。網膜裂孔の治療はレーザー光線で裂孔の周囲を焼き固め(光凝固)、剥離を防止します。これは通院治療で行えますが、網膜剥離を起こすと入院・手術が必要になります。
硝子体出血
糖尿病や高血圧 外傷などにより眼底で出血が起こり、その血液が硝子体に入ると突然、飛蚊症の症状を感じたり目の前にカーテンが下りたように感じます。出血の量や位置により視力が著しく低下します。出血が少なければ自然に引くこともありますが、量によっては止血薬や血液の吸収を早める薬で治療します。状態により出血部位にレーザーを当てたり、大量の出血が吸収しない場合は手術も必要になります。

検診(けんしん)

眼底の血管は直接、血管の状態を観察できる唯一の部位です。眼底検査によりその血管の異常を見ることで、高血圧、動脈硬化症、糖尿病を始めいろいろな全身の病気を知ることができます。

■糖尿病

糖尿病が長年続くと、眼にも様々な病変が生じます。特に、網膜の小血管が冒され、それが原因で様々な障害をおこしますが、これを糖尿病網膜症といいます。初期には網膜に小さな出血が生じます。さらに症状が進みますと、大出血となり、やがては網膜剥離を起こして失明することがあります。これは早期発見が大切ですので、症状がなくても定期的に眼科医の診察を受けるようにしましょう。

■アトピー性皮膚炎

白内障や網膜剥離を合併することがあり、定期検査が必要です。

白内障(はくないしょう)

透明な水晶体が年齢が増すにつれてだんだん白く濁ってくる状態です。濁り始める時期も濁る程度も人によってまちまちです。老人性白内障は老化現象のひとつです。症状としては、ものがかすんで見える,明るい所でまぶしく感じる、眼鏡をかけても見えにくい、などです。薬で進行を遅くする、という方法もありますが、濁った水晶体を元に戻すのは手術しかありません。手術の時期は、視力が低下して日常生活に不便を感じるようになった時ですが、その方の生活習慣や仕事にあわせて決めます。
手術は濁った水晶体を取り除き、代わりに人工の水晶体(眼内レンズ)を入れる、という方法で行います。普通の白内障であれば、比較的短時間で安全に行うことができます。
若い方でも、外傷後やアトピー性皮膚炎の場合、白内障を起こすことがあります。
手術は、近隣の医療機関へご紹介しております。

緑内障(りょくないしょう)

視神経が障害されて視野が狭くなっていく病気です。一度狭くなった視野はもとに戻らないので、早期発見が大切です。初期には自覚症状がほとんどなく、病気の進行がおだやかなため、視野が狭くなっても気がつかないことがあります。最近の調査では、40才以上では17人に1人(5.8%)、70才以上では13.1%が緑内障であることが明らかになりました。早期発見のためには40才を過ぎたら定期検査が必要です。緑内障の原因は眼圧が高くなることであるといわれていますが、実際には眼圧が正常値であるにもかかわらず、視神経や視野に異常のある患者さんが多く、これを正常眼圧緑内障といいます。特に日本人に多く見られます。
当院にはOCT(眼底三次元解析装置)、視野計(ハンフリーフィールドアナライザー、ゴールドマン視野計)を設置しており、必要な方の検査を行っています。